カルドセプト セカンド(エキスパンション)の思い出
大宮ソフトの名作、「カルドセプト セカンド」と、そのPS2移植版「カルドセプト セカンド エキスパンション」の思い出を語りたいと思います。
僕がカルドセプトというゲームに出会ったのは大学生のころ。先輩の部屋にドリームキャスト版があり、よく一緒にプレイしました。
すごろくとカードゲームが合体したようなゲームで、戦略性の非常に高く、組んだデッキによって戦い方が大きく変わってきます。自分の狙ったコンセプトがうまく機能した時の快感は格別です。
今でこそこういったカードゲームは珍しくないですが、当時としてはあまり無かったように思います。自分が知らないだけかもしれませんが...。
その後、PS2版の「エキスパンション」が出たので自分で購入し、随分とやり込みました。DSへの移植版や続編なども出ているのですが、残念ながらそちらはプレイしていません。(面白いのかな?)
「セカンドエキスパンション」は非常に優れたバランスで成立していたと思います。
強いカードが単に強いだけではなく、必ず弱点があり、コストが高いとか、巻物に弱いとか、スペルで一発とか、デコイに弱いとか...。なので、きちんと対策をすれば、ある程度相手がどんな戦略できても対応はできますし、当然、自分の戦略も、相手は対策を用意しています。また、一枚のカードだけだと効果が薄くても、他のカードと組み合わせることにより、絶大な効果を発揮したりもします。
「こんな組み合わせはアリなんじゃないか?」と色々と模索を楽しみました。
ゲームを作る側としては、チューニングと言いますか、強いカードを作りたいけど、強すぎるカードにしたくない、という、絶妙なバランスが求められるので、そのあたりの調整、デバッグは大変だろうなぁ、と思います。
とにかく、良作ですので、気になった方はぜひ遊んでみてください!