人間椅子のバンドスコア「裏・傑作譜面集」の選曲が絶妙すぎませんか?
来たる11月20日に発売予定の人間椅子のバンドスコアは「裏・傑作譜面集」と題されていて、かなりマニアックなれど、実に味のある選曲になっていると思います。
ナタリーさんの記事
https://natalie.mu/music/news/352673
掲載曲
・命売ります
・芳一受難
・鉄格子黙示録
・宇宙からの色
・膿物語
・雪女
・芋虫
・無情のスキャット
・どっとはらい
話題曲である「無情のスキャット」が入っているのは必然かと思います。印象的なイントロのアルペジオをはじめ、リフ、ソロ、アウトロ...ギター小僧なら、コピーしたくなりますよね?
さて、その他の曲がすごい。
「芋虫」というのがまず驚きと感動!
まさに「裏」と呼ぶに相応しい選曲ではございませんでしょうか?
(僕は大好きですが!)
曲全体に渡る、あの物悲しい雰囲気。あの空気感を再現するのが難しそうです。
↑「芋虫」の記事も書きましたのでこちらもよければどうぞ!
次に、これを持って来たか!と思ったのが「芳一受難」
そして、「雪女」
共にアルバム「怪談-そして死とエロス」からのチョイスですが、テーマというか方向性が近いですよね。
あえて、この2曲を入れた、というところに、グッと来るものがあります。なぜなら、どちらも僕が好きな曲だからw
ヘビーさと疾走感、そして和の「怪談」がミックスされて、パワフルかつ美しくも妖しい魅力のある2曲だと思います。
最後にもう一曲。個人的に大変気になっているのが「鉄格子黙示録」
目まぐるしく展開の変わる変則的な構成で、歌唱部分が少なく、インストっぽさのある曲です。その分楽器の比重は高く、譜面で表しにくいような表現力の求められると思います。
軽快なリフも好きですが、テンポダウンしてゆったりと聴かせる間奏部分もいいですね。歌唱部分は弾きながら歌うのも難しそうで、コピーしがいがありそうです。
... それにしても、やっぱり「芋虫」の存在感が際立ってるな、と思うのは僕だけでしょうか?w